コラム

人材

マネージャーがやらなければならないことで
成果の出ないマネージャーが行っていない3つのこと

|寺嶋一郎 (株)ベネフィット・ワン ヒューマンキャピタル研究所 コンサルティング部長

あなたの会社にマネージャーと言われる人は何名いるでしょうか?

あなたの会社の全てのマネージャーがキチンとマネジメントを行っているかどうか把握できていますか?
一体、何名のマネージャーがマネジメントを理解して実践しているのでしょうか?
勿論、マネージャーとして任用されているので全員がマネジメントができて当然ですが、そうでないのが現実ではないでしょうか。


では「マネジメント」って、一体、どういうものなのでしょう。
マネジメント…日本語に訳すと「管理する」となります。ついでに言うとマネージャーは「管理者」です。この管理、管理者という日本語訳が実はクセモノです。この管理という言葉を十分に理解せずに、管理者、いわゆるマネージャーになってしまう人が意外と多いようです。


一体、何を管理するのでしょうか?自分の部署、チームの売上でしょうか?メンバーの日常の勤務態度でしょうか?マネージャーとは一体なにを管理するのでしょうか?
答は「全て」です。これはやるけど、あれはやらないというマネージャーがいるとすれば、そのマネージャーはマネジメントの実践が不十分であると考えた方がいいでしょう。そういう状態が続くと、連絡したことがキチンとメンバーに伝わっていない、若手社員が育たない、部署内の雰囲気が悪い…等々、最悪のケースは、組織になじめず退職する社員が出てしまう。メンバーが心の病にかかってしまうケースも「マネジメント」が原因の一つになっているのかも知れません。こういったケースが頻発している部署があるとすれば、マネジメントがキチンとできていない可能性が大と考えて良いと思います。


「管理する」という言葉は理解し易いようで、理解しづらい言葉です。「管理する」を別の言葉に置き換えて考えてみます。マネージャーが「管理する」ということは、「マネジメントサイクルを回す」ということです。
マネジメントサイクルという言葉がでてきました。一般的にマネジメントサイクルは、「PLAN–DO-SEE」とか「PLAN-DO-CHECK-ACTION」と表現することができます。計画して、実行して、評価する、この3つ(或いは4つ)の作業がマネジメントサイクルと言われるものです。マネージャーが「管理する」ということは、実はこのマネジメントサイクルをキチンと回すことになります。この3つのことを行っていないと安定的な成果に繋がってきません。


組織の中の全ての業務はマネジメントサイクルとして行われています。マネジメントサイクルには大きな括りのサイクルもあれば、小さな括りのサイクルもあります。大きなマネジメントサイクルは小さなマネジメントサイクルの集まりで構成されています。マネジメントサイクルを理解しているマネージャーは、どんなに大きな仕事であっても戸惑うことなくスタートし、遂行することができる訳です。次回のコラムでは、この「マネジメントサイクル」を実際の職場、仕事に置き換えて考えてみます。

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