コラム

人材

仕事と介護の両立に不安を感じている方々の共通点とアドバイス

|株式会社パソナライフケア
継枝 綾子

皆さん、こんにちは。

パソナライフケアの主任ケアマネジャーの継枝(つぐえだ)と申します。

私は福祉のお仕事に携わって今年で19年、なかでも12年間はケアマネジャーとして主に65歳以上の高齢者のケアプランを作成してきました。延べ1,000名以上の高齢者と、その背後にいらっしゃる倍以上のご家族のサポートをして参りました。

現在は、支えるご家族のため、がんばって働いていらっしゃる方々のお役に立てたらと、企業における「仕事と介護の両立支援セミナー」の講師をしております。

以前にこのコラムで介護離職防止のための取組として介護セミナーの実施について言及されていましたが、そうしたニーズは高いようです。おかげさまで、多くの企業様とのご縁をいただき、北海道から沖縄まで全国各地でセミナーを開催させていただいております。

今回は、多くの介護相談をお受けしてきた中で(セミナー後の質疑応答、座談会、個別相談会など)両立に不安を感じている方々が困っておられる主なケースに共通していると考えられる点と、そうした方々へのアドバイスをさせていただきます。

ケース1:ケアマネジャーとの関係で悩んでいる場合

(共通点)

・両親とケアマネジャーに任せきりとなり、ケアプランについて自分の意見を出していない。

・両親の状態については相談できているが、自分の働き方については相談できていない。

・自分で解決しようと一人で抱え込みすぎて他人のアドバイスが受け入れられない。


(アドバイス)

ケアマネジャーに今抱えている課題や不安に思っていることをケアマネジャーにできるだけ率直に伝えてください。介護される側のご両親と介護をしておられる皆さんのそれぞれが困っていること、皆さんがやってあげたくても出来ないことを包み隠さずケアマネジャーにお話することが重要です。

例えば、仕事の都合で帰宅時間が20時過ぎるためヘルパーを入れてほしい。

週末介護はできるが、出来れば自分の時間もほしいので隔週にしたいためショートステイを利用したい。

週2回は短時間勤務が可能なのでデイサービスの送迎に関われますなどです。

介護でバランスが崩れた関係をバランス良く修復&繋いでくれる重要な存在がケアマネジャーです。介護は長くて10年以上かかります。ストレスを軽減し長く介護と向き合う為にはケアマネジャーに一番の理解者になってもらいましょう。

ケース2:家族や両親との関係で悩んでいる場合

(共通点)

・自力で解決しようと一人で抱え込み過ぎて余分な力が入っている。

・依存関係になっていることに気づかず、その関係から抜け出すことが出来ない。


(アドバイス)

介護を一人で抱え込みすぎると身体も心も辛くなってしまいます。

特に仕事をしながら介護をする場合は負担が大きいため専門家の協力が不可欠です。

そのことを柔軟に受け入れ、先ずはご両親の住む地域の地域包括支援センターに相談しましょう。

介護に関わる前や介護中、いつでも相談できます。

今抱えている介護の課題を専門家に共有し、介護の辛さや心配事を受け止めてもらいましょう。そして、課題をどう解決していくのかアドバイスをいただきましょう。

介護のことは介護のプロに任せ、皆さんはコーディネーター役に徹しましょう。

ケアマネジャーと密に連絡を取り合い、二人三脚で仕事と介護の両立期間を乗り越えてください!仕事と介護の両立をする為には、ひとりで抱え込まない、ケアマネジャーに1番の理解者になってもらうことが何よりも重要です。


下記ホームページ内ブログにても随時介護情報を発信中ですので、是非ご覧ください。

また、企業における「仕事と介護の両立支援」の取組事例も御覧いただけます。従業員への介護支援についてもアドバイスさせていただけます。


【公開講座と無料個別相談会のご案内はこちら】
参照URL⇒ http://www.pasona-lc.co.jp/family-care-blog/category/cat_all/information/


皆様と皆様のご家族の幸せを心からお祈りいたします。

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